じぶん対策

日々学んだことをアウトプットして備忘録にしています。

2024年の抱負

はじめに

ぼちぼちスマレジに入社して二年が経とうとしています。
入社してから、必死にいろんなことに取り組んできた二年間でしたが、今年の目標も言語化しておきたいと思います。

2024年の目標

今年達成したいなあと思っていることは、大きく分けると個人で取り組むことと、組織的に取り組むことの二種類に分けられます。 それぞれについて、具体的に取り組みたいことを言語化してみます。

個人で取り組むこと

  • 技術書を読むペースを上げる
  • 個人開発を習慣化する
  • カンファレンス等社外のイベントに参加する
  • 副業の単価を上げて継続する

組織的に取り組むこと

  • 採用への取り組み
  • 開発生産性の向上への取り組み
  • 担当プロダクト外も含めた、社内で影響範囲の大きい仕組みづくり

技術書を読むペースを上げる

この二年間、ある程度のペースで技術書を読んできました。
ただ、いろんなことに取り組んでいく中で、二年間で見えてくるものとそうでないものがあります。
継続した学習によって、自分の触れたことのある領域はもちろん、その隣接する領域もなんとなく想像がつくようになってきました。

それもあって、自分にわからないことがわからないような感覚に陥ることがあり、新しい技術領域に触れたくなるタイミングが時々ありました。
このような時に自分は技術書を買う傾向にあるんですが、今年はもっとペースを上げたいなと思っています。

具体的には、読書スタイルを変えてみようと思っています。

これまでは初学者だったこともあって、全てのページ、全ての文章を読み込んでいました。
そのため、ある程度まとまった時間を必要としていました。
ですが、ここ最近は、どの技術書にどんな内容が書いてあるのか、その本で伝えたい箇所はどこなのかといったざっくりした内容を把握しておけば、本が手元にある限りは大きく問題ないという考えになってきました。

今年は、自分の中の技術書のレパートリーを増やすことを目的に、どんどん新しい技術書を積んで、数をある程度読もうと思います。

個人開発を習慣化する

これまで、個人開発では興味のある仕組みの実装やブログの実装が中心でした。
これらの開発では基本的に数週間で作りきってしまって、継続的にメンテナンスすることがあまりありませんでした。
メンテナンスしたことといえば、ブログで使用しているAstroのバージョンアップくらいです。

今年は、個人開発としてミニマムにデプロイした後、継続的なメンテナンスを行っていきたいと思います。

自分自身の強みの多くは保守性や可読性、設計やテストといった長くメンテナンスすることを前提としたソフトウェア開発にあると思っています。
その具体的な実装を自分自身のGitHubに残していきたいと思います。

また、継続してフロントエンドの動向を追っていきたいので、副業での取り組み以外にも個人開発としてフロントエンド技術に触ることを習慣化していきたいと思います。

カンファレンス等社外のイベントに参加する

これも一つ目の技術書の目標に近いことが動機で、新しい技術や、知見に触れる機会をできるだけ増やしていきたいと思っています。
また、エンジニアとしての人脈を広げる意味でも、オフラインのイベントにも積極的に参加していきたいと思います。

PHPを主に使用しているんですが、私自身のエンジニアの歴よりもちろんPHPの歴史の方が長いため、他社でどのように使用されているか、どのような課題があるのかを知ることができると思っています。

副業の単価を上げて継続する

去年から始めた副業ですが、ありがたいことに継続して稼働できています。
フロントエンドの技術を多く使うため、なかなか自分のバリューを発揮できているか不安になることもあるんですが、勉強しながらなんとか取り組んでいる状態です。
今年はもっとフロントエンド技術への理解を深めていくことを目指していて、副業先でも十分なバリューを発揮して単価を少しでも上げていきたいなと考えています。

単純にお金を稼ぐという意味だけでなく、単価を上げるためにどうバリューを出すのかを主体的に考えていく機会を副業によって得ることができているので、引き続き継続していき、期待されていることをどうすれば上回れるのかを意識しながら継続して取り組んでいきたいと思います。

採用への取り組み

ここからが本業として、組織という観点での取り組みになります。

まず一つ目は採用です。
去年から一部の採用活動に参加するようになりました。自分自身がどのようなエンジニアを評価しているのか、どんなエンジニアと一緒に働きたいかを真剣に考える機会になりました。
チームの業務領域的には特定の業務経験を必要としないので、エンジニアとして伸び代のある人がチームにジョインしてくれれば、サポートしつつ、一緒に成長していけると思っています。

今年は、採用活動に力を入れていいメンバーを集めて、いい開発チームを作ることが一つの大きな目標となりそうです。

開発生産性の向上への取り組み

チームのかたちについて考えていくなかで、いい開発組織ってなんだろうと考えるようになりました。
ここ最近よく耳にする開発生産性がそのヒントになるのではないかと考えて、ここ最近はいくつかのオンラインイベントに参加したりしています。

いろんな指標の計測に対する取り組みと、指標の数値との向き合い方が取り組まれているそれぞれの会社で異なるので、自分たちの開発組織においてどのように活用していくかといった方向性を今年は考えていきたいと思います。

Four Keysのような指標を取り入れる場合は、例えばPRのマージまでの期間をいかに短くするかということを考えますが、このあたりは仕組みというより、組織内の文化づくりが大切なのではないかと考えています。
こういった文化の共通認識を社内に定着させていきたい、というのが今年の目標です。

担当プロダクト外も含めた、社内で影響範囲の大きい仕組みづくり

去年あたりから、担当プロダクト以外のタスクをいくつか任されるようになりました。
ちょっとしたスクリプトを書くことが多いんですが、今年は社内で影響範囲の大きい仕組みづくりにも積極的に取り組んでいきたいと思います。
共通基盤的な仕組みを作ることと、その開発で得られた知見を社内勉強会等で共有していくことの二つが目標です。

影響範囲が大きいということは、自分の与える影響が大きくなるので、必然的に出せるバリューも上がると考えています。
ただ、その分メンテナンスしやすく、品質の高いコードを書きたいという気持ちも強くなるので、そういった意識をもって一年間取り組んでいきたいと思います。

所感

以上が、2024年の目標です。
エンジニアとしてさらなる成長をしつつ、組織としてスケールしていくことを念頭において、今年も頑張っていきたいと思います。

プライベートではスポーツや音楽ライブ参戦など、コロナ禍でできなかったことを楽しめる状況が戻りつつあるので、全力で楽しんでいこうと思います。
あと猫が飼いたいので家を買いたい。30代が近づいているので人生設計も考え始めないといけないなとぼんやり思ってます。